rtorrentの使い方みたいななにか

日本語の詳しそうな資料がなかったので覚えるついでに書くというか翻訳します
公式サイトに載っていることと自分の環境で違う点がいくつかあったのでそういうのは自分の環境の場合を優先に書いていたりするので
正確なことを書いてる保証はないです
ちなみにarchlinuxのpacmanで入れました

ただ、完璧に全部を網羅するつもりはないので更に詳しく知りたいなら
http://libtorrent.rakshasa.no/
公式サイトを見ましょう

そもそもrtorrentってなんぞや

manのDESCRIPTIONには

rtorrentはlibtorrentライブラリを使用したncurses用のbittorrentクライアントです
クライアントとライブラリはC++で書かれていてスピードと効率を重視しながら
GUIのクライアントと同等の機能をncursesクライアントで実現しています

多分こんなことが書かれています
要はcuiで動作するtorrentクライアントです

使い方と練習

設定ファイルは

~/.rtorrent.rc

ここに置きます
パッケージ管理などで入れたら設定ファイルのサンプルは

/usr/share/doc/rtorrent/rtorrent.rc

あたりにあるかもしれません
なければlocateコマンドなどで探すか
http://libtorrent.rakshasa.no/browser/trunk/rtorrent/doc/rtorrent.rc#latest
ここから落とすか1から設定ファイルを書きましょう
コメントは行頭に#です

まずは基本的なから

% rtorrent

これで起動します
^qをすると閉じます

^qはCtrlを押しながらqという意味です。今後もこの表現を使います

torrentを読み込むには

% rtorrent <urlまたは.torrentファイル>

もしくは
rtorrentを起動した後にenterまたはbackspaceで現れるものに書く
enterとbackspaceの違いはenterだと勝手に開始しないがbackspaceだと勝手にダウンロードを開始する
もしくは
rtorrent.rcに

schedule = watch_directory,5,5,load_start=~/misc/download/torrent/watch/*.torrent
schedule = untied_directory,5,5,stop_untied=

このように書いて1行目に指定した~/misc/download/torrent/watch/に.torrentをいれると勝手に読み込まれます
2行目で既にない.torrentを消したりできるらしい。どんな意味かは下の方を読めばたぶんわかります

ここでは複数のファイルがあると説明する時にできることが増えて少しだけ都合がいいのでsclackwareのtorrentを例に説明します
本当はディレクトリもあったほうがいいのですが。
http://slackware.com/getslack/torrents.php
ここにある
http://slackware.com/torrents/slackware-13.37-install-dvd.torrent
これを使うとしましょう

画面説明1

事前に.torrentファイルを落としておいて
rtorrent上でenterを押して開くとしましょう
この時、tab補完が使えてさらにファイル名を指定する時に*(ワイルドカード)が使えます
試しにtabで補完を駆使しながら*.torrentなどをして開いてみましょう
開くと

1:                               *** rTorrent 0.9.2/0.13.2 - myhost:3900 ***
2:[View: main]
3:   slackware-13.37-iso
4:  [CLOSED]     0.0 / 4333.9 MB Rate:   0.0 /   0.0 KB Uploaded:     0.0 MB                 [   R: 0.00]
5:  Inactive:
6:(略)
7:[Throttle off/off KB] [Rate   0.0/  0.0 KB] [Port: 6919]   [U 0/0] [D 0/0] [H 0/32] [S 0/2/768] [F 0/128]

説明しやすいように行頭に行番号を書いてますが実際には書いてないのであしからず
個人差はあると思いますがこんな画面になっていると思います
順番に説明していくと
1行目は プログラム名 rtorrentのバージョン libtorrentのバージョン ホスト名:rtorrentのPIDだと思います
2行目は表示しているモードというかソート順というか、種類
3行目は落とそうとしているtorrentの名前
4行目を前から順に説明していくと

[CLOSED] そのtorrentの状態
0.0 / 4333.9 MB ダウンロードした容量/そのtorrentのトータルのサイズ
Rate: 0.0 / 0.0 KB アップロードの速度/ダウンロードの速度
Uploaded: 0.0 MB アップロードした容量
[ R: 0.00] 共有率

他にはダウンロードを始めると

*            215.0 / 4333.9 MB Rate:   4.8 / 1634.7 KB Uploaded:     0.4 MB [ 4%]  0d  0:43 [   R: 0.00]

色々増えます。この中で説明していなかったものを説明しますと

* 選択していると前につきます
[ 4%] ダウンロード率
0d 0:43 残り時間

他には
[TI R: 0.03]こんなのもあるらしい
Tがあればtorrentにファイルが関連付けされて追加された それ以外の場合は空白
Iがあればtorrentコマンド(stop_on_ratioなど)を無視します
この2つについてはあっているかあまり自信がないです
watch_directory,5,5,load_startを書く方法で追加した場合はTがつくので恐らくそんな感じです
5行目は非アクティブ中やトラッカーにアクセス中などの情報が表示されている
6行目の略した中には複数の.torrentを落とそうとした時に同じように3行目から5行目が表示される
7行目(一番下)を順に説明していくと

[Throttle off/off KB] [Rate   0.0/  0.0 KB] [Port: 6919]   [U 0/0] [D 0/0] [H 0/32] [S 0/2/768] [F 0/128]

間が開いてしまったのでまた貼りました。これです

[Throttle off/off KB] アップロードの速度の上限/ダウンロードの速度の上限 offだと無制限
[Rate 0.0/ 0.0 KB] 全体のアップロード速度/全体のダウンロード速度
[Port: 6919] わからないけどrtorrentのポートだと思う
[U 0/0] 現在使用中のアップロードのスロット数/グローバルのアップロードの速度制限に依存する最大値
[D 0/0] 現在使用中のダウンロードのスロット数/その最大値で0の場合は無制限
[H 0/32] 動いているhttpリクエストの数(トラッカーのannouncesと.torrentファイルのダウンロード用)/その最大値
[S 0/2/768] 応答確認/開いているソケットの数/開いているソケット数の最大値
[F 0/128] 開いているファイルの数/開いているファイルの数の最大値

[S 0/2/768]と[F 0/128]がよくわかりませんが恐らく
Sが接続数的なもので
Fが同時にダウンロード可能なファイルの数なんだと思います
スロット数っていうのは恐らく接続数です

ひと通り起動後に表示されている画面の説明は全部終えたので次に

操作方法

一応、どこでも動くなにか(本当にどこでも動くかは試してないです)
^q rtorrentを終了させる
^p/^nまたは上矢印/下矢印 選択する奴を動かせる
^bまたは左矢印 前の画面に戻る
backspace スタートした状態で.torrentファイルが開けます
enter スタートしていない状態で.torrentファイルが開けます
a/s/d/ アップロードの速度制限を上げる、それぞれ 1/5/50KBに対応
z/x/c/ アップロードの速度制限を下げる、それぞれ 1/5/50KBに対応
A/S/D/ ダウンロードの速度制限を上げる、それぞれ 1/5/50KBに対応
Z/X/C/ ダウンロードの速度制限を下げる、それぞれ 1/5/50KBに対応
^x コマンドや設定の変更ができるらしい(lsとかそういうunixのコマンドはたぶん使えないです)
最初の画面で動くもの
^fまたは右矢印 選択したtorrentの情報などを見る
^o 選択しているtorrentのダウンロード先を指定できる。ただしまだそのtorrentをアクティブにしていない場合のみ
^s ダウンロードをスタートさせる。既にハッシュが行われていなければ最初にハッシュが実行される
^d アクティブなダウンロードを停止、または停止しているtorrentを削除する
^k アクティブなダウンロードを停止してファイルを閉じる。^dと比較すると[F 0/128]が減りますが詳細不明
^r torrentのハッシュチェックを開始する
+または- torrentの優先順位を変更する
l ログを表示する。スペースでも戻れる
I トレントの比率の設定を無視するかどうかを切り替える
U torrentが結び付けられていたファイルを削除して関連付けを解除する
1 全てのダウンロードを表示する
2 全てのダウンロードを名前順で表示する
3 開始しているダウンロードを表示する
4 停止しているダウンロードを表示する
5 完了したダウンロードを表示する
6 完了していないダウンロードを表示する
7 ハッシュ中のダウンロードを表示する
8 シードになっているダウンロードを表示する
9 リーチングになっているものを表示する(いわゆるダウンロード中)
0 アクティブになっているものを表示する(Inactiveと書かれていないもの)
^fや右矢印をしたら出てくるところで動くもの
^fまたは右矢印 選択したものを見る
^bまたは左矢印 前に戻る
1または2 最小アップロードの調整
3または4 最大アップロードの調整
5または6 最低ピアの調整
7または8 最大ピアの調整
p Peer listを表示
o Infoを表示
i File listを表示
u Tracker listを表示
tまたはT トラッカーの要求を開始します。トラッカーで設定された"min interval"を無視して要求を強制的にするには大文字のTを使用します

恐らくこれで調整できるのはtorrent別の設定だと思います

Peer listで動くもの(一度^fや右矢印で選択をしていないと動きません)
^fまたは右矢印 ピアの詳細を表示
* snob peer (このピアにアップロードするのを停止する)
k kick peer (ピアから切断する)
B ban peer (接続禁止にする)
File listで動くもの(一度^fや右矢印で選択をしていないと動きません)
^fまたは右矢印 ファイルの詳細を表示
space ファイルの優先順位を変更します。ディレクトリ上で行う時には再帰的に適用されます
* 全てのファイルの優先順位を変更する
/ ディレクトリを折りたたむ。折りたたんだ状態で選択したディレクトリを展開するには^fまたは右矢印を押します
Tracker listで動くもの(一度^fや右矢印で選択していないと動きません)
* トラッカーを有効にしたり無効にしたり
space グループ内のトラッカーを回転させる

Tracker listでspaceがどんな挙動をするのか私はわかりません

ひと通り説明したので次はほにゃららlistの

画面説明2

Peer list
1:   IP              UP     DOWN   PEER   CT/RE/LO  QS    DONE  REQ   SNUB  FAILED
2:   ipアドレス      0.0    0.0    0.0    l /cn/cn  0/0   100                      libTorrent
3:(略)
4:           536.0 / 4333.9 MB Rate:   0.0 /   1.0 KB Uploaded:     0.8 MB [12%] 45d  0:18 [ I R: 0.00]
5:Peers: 38(0) Min/Max: 100/200 Slots: U:0/50 D:0/50 U/I/C/A: 1/1/37/1 Unchoked: 1/1 Failed: 0
6:[ :38]

私の場合はこんな感じです
1行目の奴から説明していきます

IP ピアのipアドレス
UP あなたのクライアントがピアにアップロードしている速度 (KiB/sec)
DOWN あなたのクライアントがピアからダウンロードしている速度 (KiB/sec)
PEER このtorrentをピアがダウンロードしている速度 (KiB/sec) (ピアのクライアントが報告したもの)
CT/RE/LOのうちのCT C=接続タイプ、r,l,R,Lのどれか
CT/RE/LOのうちのRE RE=リモートクライアント情報は2つのパラメータがあり1つ目はuまたはcで2つ目はiまたはn
CT/RE/LOのうちのLO LO=ローカルクライアント情報は2つのパラメータを持っており1つ目はuまたはcで2つ目はiまたはn
QS キューが 出ていく/入ってくる ピースで1つ目はピアに送信するキューに登録されているピースの数で2つ目はクライアントが要求したピアが送信するのを待っているピースの数です
DONE このピアが何パーセントのファイルを持っているか
REQ リクエストキューの一番上に現在あるピースの数
SNOB この場所にはあなたのクライアントがピアをsnobった時に*があります

FAILEDはわかりませんが恐らく送信されたパケットがおかしい時などになると思います
長かったので先程は書きませんでしたがCT/RE/LOのそれぞれのフラグの意味

CT/RE/LOのCT
r ピアがあなたのクライアントに接続を開始してリモートからスタート
l あなたのクライアントがピアに接続を開始してローカルでスタート
R 暗号化されたデータ転送を使用してリモートからスタート
L 暗号化されたデータ転送を使用してローカルでスタート
CT/RE/LOのRE
c ピアはあなたのクライアントを塞いだ (今のあなたにどんなピースも送るつもりがないことを意味しています)
u あなたのクライアントはピアによって塞がれていない
i ピアはあなたのクライアントからのダウンロードに興味がある
n ピアはあなたのクライアントからのダウンロードに興味がない

のはずなんだけど…1つ目がQやUのやつがある…なんだこれは

CT/RE/LOのLO
c あなたのクライアントはピアを塞いだ (今のピアにどんなピースも送るつもりがないことを意味しています)
u あなたのクライアントはピアを塞いでいない
i あなたのクライアントはピアからのダウンロードに興味がある
n あなたのクライアントはピアからのダウンロードに興味がない

2行目は1行目の奴にほとんど説明を書いたのですがlibTorrentと書かれた箇所はクライアント名とバージョンが書いてある
これにバージョンが書いていないのは端末の1行の長さが短かったからです
3行目は2行目と同じような内容が書いてある

ここから先は別にPeer listじゃなくても書いてあります

4行目は最初の画面での残り時間などが書いていた4行目と同じみたいです
5行目を順に説明していくと

Peers: 38(0) Min/Max: 100/200 Slots: U:0/50 D:0/50 U/I/C/A: 1/1/37/1 Unchoked: 1/1 Failed: 0

また間ができたので再び貼りました

Peers: 38(0) あなたが 接続しているピアの量(接続していないピアの量)
Min/Max: 100/200 接続を維持しようとするピアの最小と最大の量。5,6,7,8のキーでいじれます
Slots:のU:0/50 同時にアップロードする 最小値/最大値 1,2,3,4のキーでいじれます
Slots:のD:0/50 同時にダウンロードする 最小値/最大値だと思います いじり方がわかりません
U/I/C/A: 1/1/37/1 長くなるので後で書きます
Unchoked: 1/1 どういう意味かわかりませんが分母はCT/RE/LOにあるREのUの数を、分子はCT/RE/LOにあるLOのuの数みたいです
Failed: 0 失敗したチャンクの数

6行目の

[ :38]

は何かわかりませんがtなどを押してしてトラッカーを更新した時にカウントが一気に減るのでそれ関係だと思います
後で書くといっていたU/I/C/Aはそれぞれ

U 現在の塞いでいないピアの数
I 現在の興味があるピアの数
C 完全なピア(俗に言うシードのことだと思う)
A わかりませんが恐らくPeer Listに書かれたDONEが100以外の数
Chunks seen
                 Chunks seen: [C/A/D 36/1/0.16]    X downloaded  X missing  X queued  X downloading
Peer list          0 1000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0001000000 0000000000 0000000000
                  70 0000000000 1000000000 0000000100 0000000001 0000000000 0000000000 0000000000
Info             140 1000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0010000000
                 210 0000100000 0001000100 0000000000 0000000000 0010000001 0000000000 0000000001
File list        280 0000000000 0000100000 0000000000 0000000000 0100000000 0000000000 0000000000
                 350 0000000000 0000000000 0000000000 0000010000 0100000000 0000000000 0000000000
Tracker list     420 0000000000 0000001000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000
                 490 0000000000 0000001000 0000000000 0000000000 0000000000 0010100000 0000000000
Chunks seen      560 0000000000 1000000000 0000000100 0000000000 0000000000 0001000000 0000100100
                 630 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000
Transfer list    700 1000100000 0000000000 0000000010 0000000000 0000001000 0000000100 0000000000
                 770 0000000000 0000000000 0000100000 0000000000 0000000000 0000100000 0000000000
                 840 0000000000 0000000000 0000000000 0010000000 0000000000 0000000000 0000000000
                 910 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000
                 980 0000000010 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000
                1050 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0000000000 0010000100
                1120 0000000000 0100000010 0000000000 0000100100 0000000100 0000000000 0000000000
                1190 0000000000 0000001000 0010000000 0000100000 0000000000 0000000000 0000000000
                1260 0000000000 0000000000 0000000000 0000000100 0000000000 0000000000 0000000010
           603.0 / 4333.9 MB Rate:   0.8 /  28.2 KB Uploaded:    17.2 MB [13%]  1d 13:54 [ I R: 0.03]
Peers: 37(0) Min/Max: 100/200 Slots: U:0/50 D:0/50 U/I/C/A: 1/1/36/1 Unchoked: 1/2 Failed: 0

※実際は反転していたり太字だったり下線があったりする
ここではtorrentのチャンクを見ることができます
まずは1行目の
[C/A/D 36/1/0.16]は

C 完全なピア(つまりはシード)(恐らくU/I/C/AのCと同じ)
A なんて翻訳したらいいかわかりません(恐らくU/I/C/AのAと同じ)
D 非シードのみの可用性(恐らくPeer listにいる非シードのDONEと自分のDONEで計算しているみたいです)

(ちなみにAとDは翻訳できなかったのであっているかわかりません)

ビッドフィールドを計算するためにこれらのピアは上記に含まれていますが
シード、空のビットフィールドを持つピアは含まれていません
また普通のピアが多すぎる場合も含まれていません
(ここの訳に自信ない)

チャンクは10個ずつのグループで表示されます
それぞれの新しい行はその行の最初のチャンクの番号から始まります (例えばこの場合は0から始まっているところには10*7があり、次は70になっている)
それぞれのチャンクは非シードの間でその希少性と等しい16進数で次のように表示されています (要は16進数で数値が少ないほど非シードの中では希少ということ)
0で表示されているチャンクはたくさんの非シードから入手できません(ただし全てのシードはもちろん持っている)
6で表示されているチャンクは6つの非シードから入手できます
Fで表示されているチャンクは15以上のピアから入手できます

チャンクが太字になっている場合はあなたはまだそのチャンクを持っていないことを意味していて
それに下線がある場合は転送リストに含まれていて(つまりはダウンロードするキューに入っている)
チャンクが反転している場合は現在ダウンロードをしています
それ以外の通常のフォントではチャンクを既にダウンロードしていてrtorrentによって正しいことが確認されていることを示しています

Chunks seenの画面を自分の言葉でまとめて説明しますと
この画面ではPeer listに書かれているREQの数字と対応していて
それぞれの文字でそのピースがどれぐらい非シードの中に存在しているかを表していて
フォントで自分の場合の状態を表している
どんな時に見るものなのかは知らない

X downloaded  X missing  X queued  X downloading

こんなのも書いてあったけどこれはXのフォントの種類を見て16進数の値の状態を理解するために書いてあるだけだと思う

これ以外の画面については書いていなかったので知りませんが予測で書きます

Info

Name:             slackware-13.37-iso
Local id:         -lt0D20-%BC%3F%7B%ED%93%8AZ%D0%08K%3C%B1
Info hash:        B9A980044849B4BFE4C270E7EB81B1E28759FB99
Created:          27/04/2011 18:52:58

Directory:        /home/noter/misc/download/torrent/download/slackware-13.37-iso
Base Path:        /home/noter/misc/download/torrent/download/slackware-13.37-iso
Tied to file:
File stats:       multi 4 files

Chunks:           7 / 2167 * 2097152 (0)
Priority:         2
Peer exchange:    enabled active (8/8)
State changed:     0:01:24

Memory usage:          2.0 MB
Max memory usage:    819.2 MB
Free diskspace:   123438.2 MB
Safe diskspace:      514.0 MB

Connection type:  leech
Choke heuristic:  upload_leech, download_leech, 0
Safe sync:        no
Send buffer:        0.0 KB
Name torrentの名前
Local id わからないですが恐らく一時的に個人を特定するためのもの
Info hash たぶんこのtorrentのハッシュ
Created このtorrentを作った日
Directory ダウンロード先
Base Path 恐らくこのtorrentが作成したディレクトリやファイルの一番上のところ
Tied to file 関連付けされている.torrentファイル
File stats ファイルがいくつあるか。ここではmultiですが1 filesだとsingleもあるみたい
Chunks ダウンロード済みのチャンク/合計のチャンク * 多分1チャンク当たり何バイトか (残りのチャンク)
Priority 優先度 0=off 1=low 2=空白 3=hig (最初の画面で+/-で変えれるもの)
Peer exchange わからないですがピアの情報を交換した数値だと思います
State changed アクティブにしたり非アクティブにしたりしてからの時間
Memory usage 使用しているメモリ
Max memory usage 使用できる最大のメモリ
Free diskspace HDDの空き容量
Safe diskspace わからないです
Connection type 自分がどんな接続タイプか leechだとダウンロード中だと思います
Choke heuristic わからないです
Safe sync わからないです
Send buffer わからないですが送るためにバッファの容量かもしれません

端末の行の長さが短くて途切れていたので追記します。以下の内容はSend bufferより下の内容です

Receive buffer:     0.0 KB
Throttle:         global

Upload:             0.7 KB /  50.6 MB
Download:           8.0 KB /   1.7 GB
Skipped:            0.0 KB /  17.2 MB
Preload:          0 / 0 / 0
Receive buffer わからないですが受け取るためのバッファの容量かもしれません
Throttle わからないです。確かめてないですがグローバルな速度制限を使ってるという意味かもしれません
Upload 現在のアップロード速度/アップロードした総量
Download 現在のダウンロード速度/ダウンロードした総量
Skipped わからないです
Preload わからないです
File list
Cmp Pri  Size   Filename
  0 off   4.2 G| slackware-13.37-install-dvd.iso
100       0.2 K| slackware-13.37-install-dvd.iso.asc
100       0.1 K| slackware-13.37-install-dvd.iso.md5
100     352.9 K| slackware-13.37-install-dvd.iso.txt
Cmp どれぐらいダウンロードしたかを百分率
Pri 優先度、offだとダウンロードしませんが最低でも1チャンクは取ってくる(?)
Size ファイルのサイズ。GとかMとかKの接尾辞で表さられる
Filename ファイル名
Tracker list
 Trackers: [Key: 0b116d70] [req          ]
0: http://tracker2.transamrit.net:8082/announce
    Id:  Counters: 0f / 2s (0)  on S/L/D: 255/83/0 (31/40)
   http://tracker3.transamrit.net:8082/announce
    Id:  Counters: 0f / 0s (0)  on S/L/D: 0/0/0 (0/0)
   http://tracker1.transamrit.net:8082/announce
    Id:  Counters: 0f / 0s (0)  on S/L/D: 0/0/0 (0/0)
1: dht://
    Id:  Counters: 0f / 0s (0) err S/L/D: 0/0/0 (0/0)

0:と1:のように書いてあるのは恐らくドメイン名でサーバを分けています
まずは1行目から

Key わかりません。再起動などをすれば変わりますし公開鍵などの鍵なのかなあ
req 何かのステータスだと思います。他にpromを確認しましたけど意味まではわかりません

次にこれを

Id:  Counters: 0f / 2s (0)  on S/L/D: 255/83/0 (31/40)
Counters: 0f / 2s (0) わかりませんがsの値がトラッカーに取得しにいく度に増えている気がします
on そのトラッカーを有効にしているか無効にしているか。接続できないなどの場合はerr
S/L/D: 255/83/0 (31/40) seed/leech/わかりませんの略だと思います。つまりシード/非シード/わかりません

他にはId:の前にreqがついていたりする場合があってその場合はそのURLにリクエストを飛ばしているのではないでしょうか

Transfer list
 Transfer list: [Size 1]
1300 [P: 2 F: 0]AABBAABBAACCBBDDAEEDDCCAABFFDDCCABBEEDCAAFFBEEDDCCAFFBBEDAaFGGCBEEDDFFaGG
                CcbbEdfaacbeeGGddffaccegbbdfcaaeeggbddccffaaegbbd......
[Size 1] 現在のダウンロードしているチャンクの数
1300 チャンクの番号
[P: 2 F: 0] わかりません

その後ろの文字列もわかりません
全体的にTransfer listが不明だ…現在のダウンロードするキューのリストだと思うけど知りたかったらソースコードを読むしかないか
雰囲気的には反転しているとダウンロード済みで、大文字でダウンロード中、小文字でダウンロードしていないが予約済み、ドットで予約すらされていないといったような表示になっているような気がしなくも無いです

他にPeer listやFile listなどで選択して^fや右矢印で開けるものもありますがわからないので書きません

画面の説明は全て終えたので次に設定ファイル。.rtorrent.rcに書くような変数とか

先程も書きましたがコメントは行頭に#です
オプションのほとんどがB, K, M, Gの接尾辞をサポートすることに加えて独自のデフォルトの単位を持っています

一般的な設定
bind = ipアドレス

このアドレスに入力ソケットと出力ソケットをバインドします
(どんな時に使うのかわかりませんが複数nicがある時に使うものだと思います)

ip = ipアドレス
    または
ip = ホスト名

設定したアドレスをトラッカーに報告します

port_range = a-b

aからbまでの範囲でリスニングポートを開こうとする

port_random = yesまたはno

ポートの範囲内のランダムな位置でリスニングポートを開く

check_hash = yesまたはno

ダウンロードが完了したtorrentでハッシュチェックを実行する

directory = ディレクトリ名

デフォルトのダウンロードディレクトリを設定する。デフォルトだと"./"

session = ディレクトリ名

これを使うとセッション管理が有効になって開いている全てのダウンロードするためのtorrentファイルがこのディレクトリに保存されます
現時点ではロックはされていませんが、1つのrtorrentのインスタンスだけが各セッションディレクトリを使用する必要があります
空の文字列はセッションディレクトリが無効になります

要はダウンロード中にこれを使うと終了した後に起動すると勝手にtorrentがロードされた状態になっているってこと
sessionを使わないと常にtorrentファイルを指定する必要が出てくる

http_proxy = ipアドレスとか

http proxyを使用する。無効にするには空の文字列を使用する

encoding_list = エンコーディング

リストに推奨されるファイル名のエンコーディングを追加します
エンコーディングが挿入した順序で試行されてマッチしなかった場合はtorrentのデフォルトが使用されます

encryption = オプション,...

rtorrentがBittorrentの接続に暗号でどう対処すべきかを設定します
デフォルトでは暗号はオプション none を指定するのと同じで無効になっています
また、次の任意の数のオプションを指定することができます

allow_incoming 入力が暗号化された接続を許可する
try_outgoing 出力に暗号を使用する
require 暗号を使用しないのをやめるようにハンドシェイクする
require_RC4 最初の暗号をシャンドシェイクした後は平文送信を無効にする
enable_retry 最初の出力接続が失敗した場合に暗号が無効になっていれば有効にし、有効になっていれば無効にして再試行します
prefer_plaintext ピアが平文の送信とRC4の暗号を提供する時は平文を選択して、それ以外の場合はRC4を使用します

例えば、できる限り暗号を使いたければprefer_plaintext以外を書けばいいのかなあ。わからないけど

peer_exchange = yesまたはno

プライベートのマークのついていないtorrentのピアの交換を有効/無効にします
デフォルトでは無効です

schedule = id,start,interval,command

start秒から始めてinterval秒ごとにcommandを呼び出す
0のintervalは一度だけタスクを呼び出して、0のstartはすぐに呼び出します
現在のcommandはオプションハンドラに転送されます
startとintervalは必要に応じて時刻形式の"dd:hh:mm:ss"を使用してもいい
例えば毎日タスクを18:00に開始するには 18:00:00,24:00:00 を使用します
(私はオプションハンドラとは何かはわかりません)

schedule_remove = id

scheduleからidを削除する

start_tied =

追加されたファイル名に結び付けられているtorrentを開始する

stop_untied =
close_untied =
remove_untied =

消されたファイル名に結び付けられているtorrentを停止や閉じたり削除したりします
Uで関連付けを解除します

close_low_diskspace = space

space未満のディスクの空き容量のファイルシステム上の任意のアクティブなtorrentを閉じます
scheduleオプションと共に使います
デフォルトではid、low_diskspaceに500Mbと設定されています

load = file
load_verbose = file
load_start = file
load_start_verbose = file

fileを読み込んであるいは開始したり
あるいはワイルドカード"*"を使用して複数のfileを読み込んだりする
これはscheduleで使用するためのものですがstartが0以外であることを確認してください
読み込まれたファイルは指定されたファイル名が結び付けられます

import = file
try_import = file

リソースファイルを読み込む
try_importでは不正な入力の例外"torrent::input_error"をスローしません

stop_on_ratio = min_ratio
stop_on_ratio = min_ratio,min_upload
stop_on_ratio = min_ratio,min_upload,max_ratio

アップロード比率がパーセントで指定されたmin_ratioに達した時にtorrentを停止します
オプションのmin_uploadが指定された場合は同様にこのバイト数の合計アップロード容量を必要とします
オプションのmax_ratioが指定さた場合はこの比率に合計アップロード容量が達した時にtorrentを停止します
Shift+Iをダウンロードリスト内で押すことで特定のtorrentを除外します
scheduleオプションと共に使います

on_insert = id,command
on_erase = id,command
on_open = id,command
on_close = id,command
on_start = id,command
on_stop = id,command
on_hash_queued = id,command
on_hash_removed = id,command
on_hash_done = id,command
on_finished = id,command

ダウンロードをしていてステータスが変わった時にコマンドを呼び出す
コマンドのサブセットだけが用意されています
(恐らく、時間を指定する必要はないということ)

速度制限の設定
upload_rate = KB
download_rate = KB

グローバルなアップロードとダウンロードの最大速度を設定する。単位はKB

min_peers = 値
max_peers = 値

各ダウンロードで許可するピアの最小数と最大数を設定する

min_peers_seed = 値
max_peers_seed = 値

シード中のピアの最小数と最大数を設定する
またはmax_peersを使用するなら -1 (これがデフォルト)

max_uploads = 値

ダウンロードあたりの同時アップロードの最大数を設定する

max_uploads_div = 値
max_downloads_div = 値

速度制限を変更する時に使用する最大のアップロードとダウンロードのスロットを計算するのに使用する仕切りを変更する
0を設定することによって無効になります

max_uploads_global = 値
max_downloads_global = 値

最大のアップロードとダウンロードのスロットを許可する
0を設定することによって無効になります

throttle_up = name, upload_rate
throttle_down = name, download_rate

第2の速度制限の定義および与えたアップロードまたはダウンロードの速度の設定をする
ダウンロードを持つd.set_throttle_name=nameコマンドか速度制限の切り替えを持つCtrl-Tをして加えます
速度制限を変更する時にダウンロードを停止する必要があります
グローバルなアップロードとダウンロードが絞られた時に第2の速度制限のみが動くことに注意してください
グローバルな速度制限がある時でも速度制限にNULLを使うためにダウンロードを設定するとダウンロードの速度制限がなくなります
特殊なケースではグローバルな速度制限を完全に無視して速度と転送量の総量はグローバルな統計量に含まれないことを注意してください

throttle_ip = name, host
throttle_ip = name, network/prefix
throttle_ip = name, start, end

与えられた第2の速度制限をhostやCIDRネットワークまたはIP範囲のために使います
一致するIPを持つ全てのピアはグローバルな速度制限やカスタムなダウンロード制限の代わりにこの速度制限を使用します
nameは上記で説明したように同じ注意事項があります。これらのピアは速度制限をしないためにNULLであるかもしれません

トラッカー関連の設定
enable_trackers = yes

全てのトラッカーのリクエストを無効にするためにはnoを設定をする
rtorrentの持つscheduleコマンドで無効にする場合に便利です

tracker_dump = filename

トラッカーのリクエストをfilenameに書き出しますが空の文字列を与えている場合は無効になります
期待通りに動きますが無効にするもののtracker_dumpに空でない文字列が入っているの間だけtorrentは読み込んで現時点では記録されます

tracker_numwant = number

トラッカーにnumwantフィールドを送る設定をする
これはどれくらいのピアを私達が欲しいのかを示します
マイナスの値を指定するとこの機能が無効になります
(訳に自信がない)

use_udp_trackers = yes

UDPトラッカーを使用する
UDPトラッカーへ接続を許可しないにファイアウォールなどが後ろにがある場合は無効になります

dht = disable または off または auto または on

trackerless torrentsで、または全てのトラッカーが落ちている時に、ピアを見つけるために分散ハッシュテーブル(DHT)の問い合わせに対応をする
DHTを完全に無効にするにはdisableに
DHTを有効にするがDHTサーバを起動しないようにするにはoffに(これがデフォルト)
必要に応じて自動的にDHTサーバを起動と停止にするにはautoに
恒久的にDHTサーバの実行を維持するにはonに設定します
autoに設定した時のDHTサーバは最初のプライベートでないtorrentが開始した時に起動して、最後のプライベートではないtorrentが停止してから15分から30分後に停止します(またはrtorrentが終了した時)
DHTが動くようにセッションディレクトリを設定する必要があります(DHTのキャッシュを保存するために)

dht_port = number

DHTのためにUDPのリスニングポートを設定をする。デフォルトでは6881

dht_add_node = host[:port]

設定ファイルで使用するためのものではなくクライアントでon-timeオプションとして、またはコマンドライン上での空のDHTノードテーブルのブートストラップと意図している (訳があっているかわからない)
応答した場合はそれからブートストラップをするために与えたノードと交信を試します
portはオプションで、デフォルトでは6881のポートが使用されています

http_capath = path
http_cacert = filename

httpリクエストで使用するために証明書を設定をする
詳しくは CurlのCURLOPT_CAPATHとCURLOPT_CAINFOオプションを参照してください

ユーザーインターフェイスの設定
view_add = name

新しいviewを作成する

view_sort = name
view_sort = name,seconds

view_sort_currentによって設定された基準に従ってviewを並び替えます
オプションに引数を与えられていて、seconds秒前の間に変更が起こったのならばviewは並び替えません
このコマンドはscheduleで使うものです

view_sort_new = name,...
view_sort_current = name,...

新しい要素が挿入されたりview_sortが呼び出された時の並び替えの基準を設定をする
リストには次の中から0を含むいくつかの基準を含めることができます
name, name_reverse, stopped, started, complete, incomplete, state_changed, state_changed_reverse

view_filter = name,...

新しいダウンロードが追加された時とview_sortが呼び出された時のフィルターのリストを設定をする
全てのフィルターが含まれるようにダウンロードの一致をする必要があります
stopped, started, complete, incomplete

key_layout = qwerty または azerty または qwertz または dvorak

キーバインドを変更する

ファイルシステムの設定
max_file_size = size

ファイルが持つことのできる最大のサイズを設定をする
-1を渡すことで無効になります

split_file_size = size

torrent内のsizeよりも大きいファイルを別々のファイルに分割します
-1を渡すことで無効になります

split_suffix = string

分割ファイル上で使う接尾辞の設定をする
デフォルトでは.partになります

ダウンロードの設定

ターゲットとしてダウンロードが必要な設定はオプションの on_finished を通って呼び出されている必要があります

create_link = type,path,suffix
delete_link = type,path,suffix

シンボリックリンクを作成または削除します
リンクパスはpathの連結、ダウンロード上のtypeの結果、および接尾辞です

使用可能なタイプがあって
base_pathはダウンロードのbase pathを使用して
base_filenameはダウンロードのbase filenameを使用して
tiedはダウンロードとファイルのパスが結び付けられてstart_tiedで参照するために使用されます

高度な設定

このリストに含まれている設定はユーザーがいじる必要はありません
間違って設定した場合にはクラッシュや似た症状を起こすいくつもの原因となります

hash_read_ahead = MB

ハッシュチェックを行う時にどの程度の先を読み込むかカーネルに尋ねる設定する
ハッシュチェックには要求に対して madvise(..., MADV_WILLNEED) を使っています

hash_interval = ms

メモリにチャンクがない時にハッシュのチェックを試行する間隔をミリ秒で指定します

hash_max_tries = tries

mincoreの状態を使用している間で強制する前にハッシュをチェックしようとする回数
働き過ぎなシステムでまともなハッシュチェックの速度を取得するには低い値を必要とするかもしれません

safe_sync = yes または no

チャンクを同期している時にMS_ASYNCよりもMS_SYNCをいつも使用する
これはlinux ~2.6.13のNFSのようなバグがあるファイルシステムの場合で必要になることがあります

max_open_files = yes または no

同時に開き続けるファイルの数
LibTorrentはファイルをメモリにマッピングした時に動的にファイルを開いたり閉じたりを必要に応じてします
デフォルトでは sysconf(_SC_OPEN_MAX) に基づいています
このオプションが何か知っていると思うので触れないでください

max_open_sockets = value

同時に開き続けるネットワークソケットの数
この値はsysconf(_SC_OPEN_MAX)に基づいて適切な値に設定をしています

max_open_http = value

同時に開き続けるソケットの数
この値はデフォルトでは32に設定されています

max_memory_usage = bytes

ファイルチャンクをマッピングするために使うメモリ空間の最大容量を設定をする
これはまた unlimit -m を使って3/4をファイルチャンクに割り当てる設定をすることができるかもしれない
(訳に自信がない)

send_buffer_size = value
receive_buffer_size = value

ソケットの送信および受信のバッファサイズを調整する

umask = 0022

プログラムによって作成された全てのファイルに適用されて、このプロセスのumaskの設定をする

cwd = directory

chdir を使ってプロセスの作業ディレクトリを変更します

session_on_completion = yes

torrentが終わった時にセッショントレントを保存するかどうかをコントロールする
デフォルトではonです

session_lock = yes

起動時にセッションディレクトリにlockファイルを作成するかどうかをコントロールする

session_save =

全てのダウンロードのセッションファイルを保存する

tos = default または lowdelay または throughput または reliability または mincost
tos = hex

デフォルトでthroughputが設定された場合はピア接続のTOSを変更する
オプションがdefaultに設定されている場合はシステムはデフォルトのTOSを使います
16進数は非標準の設定に使われるかもしれません
(訳に自信がない)

handshake_log = yes

peerとのハンドシェイクのログを有効にする
これは膨大な数のログメッセージを発生させますが接続の問題をデバッグするのに便利になるかもしれません

設定ファイルはここまで

たくさん書きましたが、全部を試したりしてないので訳があっているかわかりませんし
パソコンに入っていたmanと公式サイトのmanの中身に相違があったので変数が存在しないかもしれません
片方しか書いてなかったものも書いたので。

そういうわけで最初の方に書いた

schedule = watch_directory,5,5,load_start=~/misc/download/torrent/watch/*.torrent
schedule = untied_directory,5,5,stop_untied=

の意味がわかったと思います
念の為に説明しておくと
watch_directoryやuntied_directoryはただの名前で特に意味はありません
最初の5はrtorrentが起動してから5秒後に。そして2番目の5は5秒間隔で
最後のload_startやstop_untiedを実行するという意味です
load_startはtorrentのファイルを読み込んで自動的に^sをした状態で開始します
stop_untiedは追加されたtorrentにはそれを追加するのにファイルが結び付けられていて
その結び付けられていたファイルがなくなった時にtorrentを停止するものだと思います

ちなみにload_startの最初の5の場所には0は置いちゃいけないらしいです。そのようにmanに書いてました

起動するときのオプション

今更ながら書いてなかったので書きます

-h helpが見れます
-n ~/.rtorrent.rcを起動時に読み込みません
-b ipアドレス 設定ファイルのbind=と同じでリスニングソケットをこのIPにバインドする
-i ipアドレス 設定ファイルのip=と同じでトラッカーに送るipをこのアドレスに変更する
-p ポート番号-ポート番号 設定ファイルのport_range=と同じで入力接続に使うポートを設定する
-d ディレクトリ名 設定ファイルのdirectory=と同じでデフォルトでこのディレクトリにtorrentを保存する
-s ディレクトリ名 設定ファイルのsession=と同じでsessionディレクトリを設定する
-o オプション名=値 オプションを設定する。詳しくはrtorrent.rcファイルを参照

全部を試していないので合っているかわかりません
他にはrtorrent ファイル名 や rtorrent urlなどというように起動時に.torrentファイルを指定できるみたいです

終わりに

他にも設定ファイルに書くものがあるみたいですが流石にそこまで網羅するのは骨が折れるというか…
とりあえずlogをファイルに出力する方法などが書いてありましたが恐らくpatchを当てないとできないです
wikiですし。
manなどには書いてありませんでしたがプロキシを刺す必要がある状況下にいるならば
http://libtorrent.rakshasa.no/ticket/1310
これを参考に設定ファイルなどでproxy_addressを設定すればいいみたいです