前書き
この2つのディストリビューションは1年もまだ使ってません
gentooは今年の5月頃から8月頃まで
archlinuxは8月頃から現在まで使ってます
ちなみに書いてあるコマンドはこれしかないというわけではないので注意
どちらもそれほど使い込んでないのと
手元にはarchlinuxしかないので間違ったことがかいてあるかも
比較
その他の比較
マニュアル
archlinuxではhttps://wiki.archlinux.org/のようにwikiになっていて恐らく誰でも編集できる
gentooではhttp://www.gentoo.org/doc/en/たぶん誰でもは編集できない。権限がいると思う
マスコット
archlinuxでは…何だろ?わかりません
gentooではwikipediaによるとLarry the Cowっていうらしい。見た目は牛。
どうでもいいけどマスコットではopensuseのgeekoが一番好きです
ディストリビューションの思想
archlinuxではシンプル https://wiki.archlinux.org/index.php/The_Arch_Way_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E)
gentooでは…何だろ?載っているところがわからないけど最適化とかカスタマイズ性とかかなあ
対応しているCPU
archlinuxではx86とx64のみ
gentooでは色んなCPUに対応してます。x86などはもちろんのこと、powerpc, mips, arm, ...詳しくは公式サイトかwikipediaへ。
パッケージ管理でのインストール
archlinuxでは公式パッケージは全てコンパイル済みだが、非公式の場合はほぼ自分でコンパイルする
gentooではflashなどのソースコードが公開されていない物やコンパイルに時間がかかるので予めコンパイル済みが用意されているものを除いて全てをコンパイルする
パッケージ管理のその他
archlinuxでは1つのパッケージにつき1つのバージョンしか管理できない
gentooでは1つのパッケージにつき何種類ものバージョンを管理できる
バグを報告するには
archlinuxではやったことないのですがhttps://bugs.archlinux.org/恐らくここでします
gentooではhttps://bugs.gentoo.org/だったと思います
見た目
見た目はどちらも変わらないというか、最初はCUIしかないのでデフォルトでこれ!といったウィンドウマネージャーがないので比較できない
もし入れるのを迷ったらawesomeがおすすめ。私も使ってます。タイル型ウィンドウマネージャーだけど一般的なGNOMEなどのようにウィンドウのサイズとか移動とか色々変えれるので不満はない(他のもできると思うけど)。むしろ使い勝手がいい
自分で作った(PKGBUILD|.ebuild)を誰かに使ってもらうには
archlinuxでは公式サイトにAURというのがあって、そこにアップロードすればpacmanと同じ要領でyaourtを使って簡単にインストールできる
gentooではgit上などにリポジトリをあげる やり方は私が過去に書いた記事 http://d.hatena.ne.jp/silenvx/20120617/1339914040 などが参考になると思います
ちなみにどちらも直接相手にPKGBUILDや.ebuildを送信してコンパイルしてもいい
コンパイル済みのを配布する方法は知りませんが、どちらもコンパイルを終えればインストールするためにまとめたファイルは生成できるのでそれを使ってどうにかすればいいと思う
後書き (コメントで教えてもらったので2012/12/11頃に1回目の記事の修正をしました)
systemdとopenrcの比較も書くべきだったとは思いますがopenrcの使い方が曖昧でしか覚えてなくてかけませんでした
(systemdの使い方もよくわかっていない)
曖昧な記憶で書くとスタートアップ時のデーモンは
archlinuxではinitscriptを使った場合は/etc/rc.confをいじって設定しますが*1
最近ではsystemdを使っているのでsystemctlコマンドを使用するようです
gentooではrc-updateを使って設定していたような
追記:2013/02/03頃
書くのを忘れてましたがarchlinuxであるPKGBUILDを取得する時は
% yaourt -G "パッケージ名"
個人的にこのように取得しています(absコマンドはめったに使わない)
*1:initscriptとは前にarchlinuxが使っていたinitのことです