パソコンが死んだからraspberry piを買った

前書き

archlinuxを使い慣れてるし、過去に用意してるPKGBUILDを使いたいのでosはarchlinuxarmを選択
とりあえず次のパソコンを買うまでの間、そんなに期待しないデスクトップ用途で使うようにセットアップしていく
設定ファイルは事前に用意済みだとして書いているので完全な俺個人向けのメモ色が強いので注意

用意したもの

raspberry pi type B
32GBのSDカード sandisk extreme pro (一番速そうなの選んだ)
セルフパワーのUSBハブ elecomのU2H-EG4SBK (ACアダプタがついてて見た目がかっこいいの選んだ)
わざわざ買ったのはこの3点、後は既に家にあったもの

HDMI対応モニターとHDMIケーブル
LANケーブル
SDカードライター
MicroUSBのオスの充電器 (スマホの奴でいい)
USBキーボード
USBマウス
SDカードにOSを書き加えるためのパソコン

やったこと

ddなどをしてSDカードに書き込んだら
さっそくraspberry piを起動する

書き込んだimgファイルは2gbほどしかなく割当られてない領域があると思うのでここを参考にしながらパーティションをいじる
http://jan.alphadev.net/post/53594241659/growing-the-rpi-root-partition

それが終えたらアップデートをするためネットワークに繋ぐが
いきなり無線は面倒なので有線を使うため
LANケーブル指すと勝手に繋がって外にpingが打てたので

    # pacman -Syu

でアップデート

    # pacman -S base-devel

でmakepkgするのに必要なやつの導入

この間、時間がかかるのでalt+f2などを押して端末を切り替えてユーザーの追加や必要ならばswapの設定をしておくのがおすすめ

とりあえず再起動

キーボードがUSで今後に支障をきたすので

    # loadkeys jp106

/etc/vconsole.confに

    KEYMAP=jp106

base-develを入れたらsudoも入っていると思うがsudoの追加

    # pacman -S sudo

次にwheelグループのユーザがsudo使えるようにする

    # visudo

エディタが開くので以下の行を探す

    #%wheel ALL=(ALL) ALL

これの先頭の#を消して以下のようにアンコメント

    %wheel ALL=(ALL) ALL

普段使うユーザーの追加 (noterは使用するユーザー名に置き換えてください)

    # useradd -m -G wheel noter

今作ったユーザーにパスワードつける

    # passwd noter

パスワードを二回入力

今作ったユーザーでログインするため

    # exit

でログアウト

そしてさっき作ったユーザーでログイン

色々するのにほしい最低限の奴をインストール

    # pacman -S zsh tmux git vim

こんな設定も何もしてない環境は辛いので自分用のdotfilesの導入
とりあえず保存先作る

    % mkdir -p ~/misc/dev/git

移動する

    % cd ~/misc/dev/git

事前に用意してたdotfilesを落としてくる

    % glt clone https://github.com/silenvx/dotfiles.git

各自のdotfiles用bootstrapの実行

    % ./dotfiles/setsym.sh -i

zshの設定を入れたのでログインシェルを変える

    % chsh -s /bin/zsh

exitでリログイン

作業しやすいようにtmuxを立ち上げる

    % tmux -2 -u

guiの導入、デスクトップ環境にはawesomeを選択、端末はxterm

    % pacman -S xorg-xinit xorg-server  awesome xterm xf86-video-fbdev xorg-apps

このまま起動しても日本語フォントがないので
yaourtの導入とフォントの導入をするのだがその過程でメモリが足らないと起こられるので先にswapを作る

    # dd if=/dev/zero of=/var/swap bs=1M count=1024
    # mkswap /var/swap
    # swapon /var/swap

後は再起動しても使われるように
/etc/fstabに

    /var/swap swap swap defaults 0 0

これを追記しておく

aurからttf-rictyを導入したいので楽するためにyaourtをいれる

    # pacman -S yaourt

rictyをいれる

    % yaourt -S ttf-ricty

ここでかなり時間かかるので可能なら他のパソコンでパッケージ作った方がいい

alsamixserを使いたいので

    # pacman -S alsa-utils

imをいれるがその前に/tmpが足らなくなるのでtmpfsを使うのやめる

    # systemctl mask tmp.mount

そして再起動

    % reboot

imにはmozc-utを選択、ibusでは使わないのでuimのみで使うように
途中でPKGBUILDを編集したがraspberry pi上でコンパイルに1日以上かかったので注意

    % yaourt -S mozc-ut

この時、PKGBUILDの編集でarchにarmv6hを足す必要あり
vimで置換するなら
:%s/^ *arch=(/arch=('armv6h' /g
が楽
ほんとにコンパイルに時間がかかったのでクロスコンパイル推奨
できない人はバイナリパッケージ置いとくので使ってください
https://github.com/silenvx/mozc-ut-armv6h
ここに置いてる*.pkg.tar.xzを落としてきて、pacman -U *.pkg.tar.xzで入れたらいいです
ただ、ライセンス的にどうなんだろ?

この時まだlocaleを設定してないと思うので、やらないとmozcが動かないので
/etc/locale.genを開いて
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8の好きな方、もしくは両方をアンコメントしておいてから

    # locale-gen

後は起動時に勝手に環境変数LANGにこのどっちかが入ってるように
/etc/locale.confを開いて
LANG=en_US.UTF-8
LANG=ja_JP.UTF-8を書いておいて再起動

後は、なんだか黒い枠が画面にあったので
http://abc001.blog.so-net.ne.jp/2012-08-19
これすればよい

最後にtimezoneを合していなかったので

    # timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

こうすれば日本時間に合わせられる
とりあえずこの記事で書くのはここまで、終わり

後書き

cpuがarmだからflashが動かないんだよなあ…
なんだか1年ぐらい前の状況に戻ってしまった気がする
1080pの動画はomxplayerっていうraspberry pigpu向けのソフトを使えば
コマ落ちなしで見れたが、使い慣れてるmplayerを使いたい…どうすればいいんだ