emerge中に何かする時に軽くする方法

これをするとemergeの動作が早くなったりするわけじゃないので注意
簡単に説明するとemergeの優先度を下げて他のプログラムを優先的に処理するようにしているだけです
/etc/make.confに

PORTAGE_NICENESS="19"
PORTAGE_IONICE_COMMAND="ionice -c 3 -p \${PID}"

この2つを追加するだけです
この2つの変数の詳細は

% man make.conf

に書いてあります
何をしているかというと

PORTAGE_NICENESS="19"

これがあると勝手に

% nice -n 19 emerge

こうした時と同じ効果が得られます
niceはCPUの優先度を決めるコマンドです
ちなみに19が一番優先度が低い状態になります

PORTAGE_IONICE_COMMAND="ionice -c 3 -p \${PID}"

これも同じようにioniceを使って
アイドル時(何もしていない時)だけ読み込みや書き込みなどを行うようにしてます

以下どうでもいい話

LANG=ja_JP.UTF-8 man make.conf

をしてもPORTAGE_IONICE_COMMANDの日本語訳がなかったので適当に訳す

原文:
       PORTAGE_IONICE_COMMAND = [ionice command string]
              This  variable  should  contain a command for portage to call in order to
              adjust the io priority of portage  and  it's  subprocesses.  The  command
              string  should  contain  a  \${PID} place-holder that will be substituted
              with an integer pid. For example, a value of "ionice  -c  3  -p  \${PID}"
              will  set  idle  io priority. For more information about ionice, see ion‐
              ice(1). This variable is unset by default.
適当な訳:
       PORTAGE_IONICE_COMMAND = [ioniceを実行する時の文字列]
              この変数にはportageやその子プロセスのI/Oの優先度を調整するために
              portageのコマンド(恐らくPIDのこと(?))を含める必要があります
              [ioniceを実行する時の文字列]に\${PID}(プレースホルダ)を含める必要があります
              このプレースホルダは整数のPIDに置き換えられます
              例えば "ionice -c 3 -p \${PID}"にするとアイドル時に優先的に動きます
              ioniceの詳細についてはionice(1)を見てください(man 1 ioniceのこと)
              この変数はデフォルトでは設定されていません

一部の訳がおかしい気がするけど大体はこんな感じに書いていると思う